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すべての賞賛は全能のアッラーにあります。アッラー以


外は崇拝される権利はなく、預言者ムハンマドと、彼


の家族、妻、親戚や仲間に平安がありますように。


どのムスリムの生活にも最重要なのは 人生を整理す


る為に 朝から晩まで預言者(彼に平安あれ)のスン


ナ(言行と慣行)に沿っていくことです。 アル マスリは


、全能のアッラーを愛している証拠は預言者(平安あ


れ)の道徳、言行、規則と行動に従うことと言いました





全能のアッラーは「あなたがたがもしアッラーを敬愛する


ならば、わたしに従え。そうすればアッラーもあなたがたを


愛でられ、あなたがたの罪を赦される。アッラーは寛容に


して慈悲深くあられる。」(イムラーン家章31節)と仰せられました


アル ハサン アル バスリは、上記の節の説明として、


アッラーへの愛は預言者のスンナに従うことにあると言い


ました。なぜなら、信者の階級は預言者(彼に平安あ


れ)に従う範囲によるからです。それゆえに、彼のスンナ


に従えば従うほど、アッラーは信者により高い階級を与


えるでしょう。 そして預言者のスンナを復活させる為、


すべてのイスラム教徒の日常生活の中での、崇拝行為


、飲食、人との接し方、清め、入出力、服の着用など


の日常のすべての行動について以下のものを簡単に検


索し収集しました。








ある人が一定の金額を無くしたと想像してください。彼


は必死になってそのお金を探すでしょうが、日常の預言


者様のスンナに従うことを忘れてしまった場合同じ気使


いをするでしょうか?


現代の問題は、私達は預言者のスンナを慣行するより


も財産にもっと気を使うという事です、もし誰かが預言


者のスンナに従う者に一定の金額を与えますと約束し


た場合、お金を得るために、多くの人が日常生活にスン


ナを適用するでしょう。しかし死が訪れ、墓に埋められた


人々が砂をかける時、そのお金に何の意味があるでしょ


うか?


全能のアッラーは「いや、あなたがたは現世の生活の方


を好む。来世がもっと優れ、またもっと永遠なものである


のに。」(至高者章16-17節)


スンナ(預言者様の善行、行動、習慣、生き方)とは、


もし適用した場合は報酬があるが、適用しない場合は


罰せられないという行いです。スンナは毎日、全ての人


々によって簡単に繰り返し適用されています。


そしてスンナの行いを毎日適用している人は、人生の


全ての面において何千とある預言者の行いを遂行して


います。





この調査の目的は毎月三万、一日一千を超える


預言者の毎日の行いを適用する為の簡単な方法


を紹介することです。


預言者の行いを適用する利点


1 アッラーの愛の位に達する


2 宗教上の義務の任意の不足を補う


3 異端を犯すことから守る


4 宗教的な儀式を尊重する。


ムスリム(イスラム教徒)の皆さん!あなたはあなた


の預言者(ムハンマド)に従うことが求められていま


す。


彼に平安あれ。スンナを復活させ、日常生活にそ


れを適用しましょう。そうする事は預言者(彼に平


安あれ)を愛している証拠で真の信念のサインです









睡眠の効果から手で顔を拭く。アン ナワウィとイブ


ヌ ハジャルは、イマームムスリムの伝承ハディースを


参照として、この行為を奨励してます。「― その後


、預言者(彼に平安あれ)が目を覚ますと、両手で


顔を拭いて座りました」


アル ブカリのナレーションである ドゥアー(祈りの言


葉)を言う 「私たちを死なせた後に生き返らせ、ま


た、死後彼のもとに我々を復活させる御方アッラ


ーに讃美あれ」


シワック(a)を使用する。預言者(彼に平安あれ)


はいつも目が覚めた時に、夜の間でも歯を磨くの


にシワックを使用した。」(合意のハディース) その


背後にある知恵は、シワックは体をを繁茂し活性


化させ、悪臭を除去という点です。


歯を綺麗にするため、アラックという木からつくったス


ティック





短い礼拝:


アーイシャ(彼女にアッラーが悦んで下さいますよう


に)は伝えています。:「預言者(彼に平安あれ)は


アザーンとファジャールの礼拝の間に短い二ラカート


の礼拝を行っていました。(正確な伝承として合意)


読誦:第一のラカートで預言者(彼に平安あれ


)は以下の節を読誦されました。「言え,「わたした


ちはアッラーを信じ,わたしたちに啓示されたものを信じ


ます。またイブラーヒーム,イスマーイール,イスハーク,ヤ


アコーブと諸支部族に啓示されたもの,とムーサーとイー


サーに与えられたもの,と主から預言者たちに下されたも


のを信じます。かれらの間のどちらにも,差別をつけませ


ん。かれにわたしたちは服従,帰依します。」(雄牛章136


節)


そして第二のラカートで、彼(彼に平安あれ)はこう


読誦しました。:「イーサーは,かれらが信じないの


を察知して,言った。「アッラー (の道)のために,わ


たしを助ける者は誰か。」








12 


弟子たちは言った。「わたしたちは,アッラー(の道)の援助


者です。わたしたちはアッラーを信じます。わたしたちがムス


リムであることの証人となって下さい。」(イムラーン家章52節)


また他の伝承では、彼(彼に平安あれ)はこう


読誦しました。:「言ってやるがいい。「啓典の


民よ,わたしたちとあなたがたとの間の共通の


ことば(の下)に来なさい。わたしたちはアッラ


ーにだけ仕え,何ものをもかれに列しない。ま


たわたしたちはアッラーを差し置いて,外のも


のを主として崇ない。」それでもし,かれらが背


き去るならば,言ってやるがいい。「わたしたち


はムスリムであることを証言する。」」(イムラーン家


章64節)(イマーム ムスリムによる伝書)


横になる:アル ブハーリの伝承によると預言


者(彼に平安あれ)はファジャールのスンナの礼


拝の後、身体の右側にしばらく横になりました





したがって家庭でファジャールのスンナの礼拝を


終えると、スンナに従うという意志でしばらく身


体の右側を下に横になりましょう。





王座の節(アーヤト アル クルスィー):「アッラー,か


れの外に神はなく,永生に自存される御方」 その得:


この章を朝に唱えた者は夜までジンから保護されるで


しょう。そして夜この節を唱えた者は、朝(次の)まで


ジンに保護されるでしょう。(アン ナサーイと伝承でアル アルバ


ニによって認証)


保護者(純正 (アル・イフラース)章) 「言え,「かれはアッラー,


唯一なる御方であられる。」(黎明 (アル・ファラク)


章)「言え,「梨明の主にご加護を乞い願う。」(人々


(アン・ナース)章)「言え,「ご加護を乞い願う,人間の主


」(アブ ダウードとアッティルミズィーの伝承)


その得:これを朝夕に三度ずつ読誦した者は、すべ


ての悪から保護されるでしょう。と同じハディースで


言及されます。


「主権と讃美がアッラーに帰属する中、私たちは朝を


迎えました。唯一で並ぶ者無きお方、アッラー以外に


真に崇拝すべきものはありません。主権と讃美はかれ


の御許にあり、かれは全能のお方です。主よ、私はあ


なたに今日の良いこととその後の良いことを求めます。


そしてあなたに今日の悪とその後の悪からのご加護を


求めます。主よ、私はあなたに怠惰と老衰からのご加


護を求めます。主よ、私はあなたに地獄の業火と墓の


懲罰からのご加護を求めます。」(ムスリムの伝承)





夜中の場合は「主権と讃美がアッラーに帰属する


中、私たちは朝を迎えました。」の代わりに「主権と


讃美がアッラーに帰属する中、私たちは晩を迎えま


した」と言い、「今日」の代わりに、「主よ、私はあな


たに今晩の良いこととその後の良いことを求めます」と


言います。


「アッラーよ、あなた(のご意志)により朝を迎えまし


た。あなたにより夜を迎えました。あなたにより私たち


は生き、あなたにより私たちは死にます。そして(死


後蘇らされ)集められる先はあなたの御許です。」


「アッラーよ、あなたは私の主であなたの他に真に崇


拝すべきものはありません。あなたは私をあなたのし


もべとして創造されました。私は出来る範囲であな


たとの契約と約束を守ります。私はあなたに私の成


した悪からのご加護を求めます。そして私に対する


あなたの恩恵と私自身の罪を認めて、あなたの御


許へ帰り行きます。ですから私を御赦し下さい。あ


なた以外に罪を赦される方はいません。」(アル ブハーリ


の伝承)


その得:その言葉を信じて、晩にこれを言い、その夜


に死ぬ者は楽園に入るでしょう。それを午前中に言


った者も同じです。(同じハディース)


「アッラーよ、私は朝を迎えました。私は、あなたがあ


なた以外に真に崇拝すべきものがない唯一の並ぶ


者無きアッラーであり、ムハンマドがあなたのしもべで


ありあなたの使徒であるということを、あなたとあなた


の玉座を支える天使たちとその他の天使たち、全て


のあなたの創造物の証言でもって証言します。」(x


4)


その得:これを朝と晩に四度唱えた者は地獄から


遠ざけられるでしょう。





「アッラーよ、私あるいはあなたの創造物の誰かが朝


(あるいは「晩」)を迎えた恩恵は、唯一で並ぶもの


無きあなたからのものです。ですからあなたを讃美し


、あなたに感謝します。」アブ ダウードとアン ナサー


イの伝承で、これを朝に唱える者はその日の感謝し


た印となり、それを晩に唱えた者は、その夜に感謝し


た印となります。(そのハディースに言及されたように)


「アッラーよ、私の肉体を、聴覚を、視覚をお守り下


さい。あなたの他に真に崇拝すべきものはありません


。アッラーよ、私はあなたに不信仰からのご加護を求


めます。そして墓の懲罰からのご加護を求めます。あ


なたの他に真に崇拝すべきものはありません。」(x3)(


アブ ダウードとアフマドの伝承)


「私にはアッラーだけで充分です。かれの他に真に崇


拝すべきものはありません。私はかれに身を委ねまし


た。かれは偉大なる玉座の主であられます。」(x7)


アッスン二とアブ ダウードの伝承。その得:それを朝


と晩に七回言うものは誰も人生と来世の悩みごとか


らアッラーによって保護されます。


「アッラーよ、私はあなたに現世と来世におけるお赦しとご加


護を願います。アッラーよ、私はあなたに私の宗教、現世、


家族、財産においてお赦しとご加護を願います。アッラーよ


、私の恥部を隠し 私の恐れをお沈め下さい。アッラーよ、私


の前、後ろ、左右、上から私をお守り下さい。私はあなたの


偉大さに、足元から崩壊させられることに対することからのご


加護を求めます。」(アブ ダウードとイブン マージャの伝承)


16 


「アッラーよ、不可視なる世界と可視なる世界を知


るお方よ、天地の創造主よ、万物の主・支配者よ


、私はあなた以外に真に崇拝すべきものはないこと


を証言します。そして自分自身の悪、シャイターンと


シルク[1]の悪から、あなたにご加護を求めます。そし


て自分自身を害すること、或いは誰か他のムスリム


を害することからの庇護をあなたに求めます。」(アッティ


ルミズィーとアブ ダウードの伝承)


「その御名とともにあれば、天地にあるいかなるもの


も害することのないアッラーの御名において。そして


かれは全てを聞き知るお方です。」 (x3) (アブ ダウー


ドとアッティルミズィーとイブン マージャとアフマドの伝


承)


「私はアッラーが主であり、イスラームが宗教であり、


そしてムハンマドが使徒であることに満足しました。」


(x3)( アブ ダウードとアッティルミズィーとアン ナサーイとアフマドの伝承)(


その得:これを朝晩と三度唱えた者は、審判の日に


満足させて下さるというアッラーの真の約束です。)(


ハディースに言及されるように


「永遠に生き、自存するお方よ、私はあなたの慈悲


によるお慰めを求めます。私に関する全ての物事を


正し、私を一瞬たりとも見放さないで下さい。」(アル 


ハキームの伝承で正当であるとアッタ タハビが合意)


「私たちはイスラームという天性のもとに、そし


て純正の言葉のもとに、そして私たちの預言者


ムハンマド(彼にアッラーからの祝福と平安あれ


)の宗教と、純正なムスリムでシルク[2]を犯す


者ではなかった私たちの祖イブラーヒームの宗


教のもとに朝を迎えました。」(アフマドの伝承)





スブハーナッラーヒ ワ ビハムディヒ「「アッラ


ーよ、あなたに賞賛と讃美あれ。」(x 100回)ムスリム


の伝承。


その得:(朝晩にこれを唱えた者は、同じことを言っ


たかそれ以上の事を言った者以外は、審判の日に


彼がやって来たものよりも良いものと一緒に来ること


はできないでしょう。)他の得:(これを唱えた者は、た


とえ彼らが海の泡のようであっても、彼の罪は償われ


るでしょう。)


「唯一で並ぶ者無きアッラー以外に崇拝されるべき


ものはありません。主権と讃美はかれにこそ属し、か


れは全てにおいて全能です。」x 100 (アル ブハーリとムスリム


の伝承)


その得:一日にこれを100回唱えた者:


1:10人の奴隷を解放する報酬と同じ報酬を得るでしょう。


2: 10のハサナ(ハサナとは善行を行う事でアッラーから得る報酬


)が記録されるでしょう。


3: 10 のサイーアス(サイーアとは悪行を行う事でアッラーから得


る懲罰)が除かれるでしょう。


4: これは一日中、晩までシャイターン(悪魔)から保護する言


葉として働きます。(ハディース自体に記載)


「私はアッラーにお赦しを求め、かれに心から悔悟し


ます。」x 100 回(アル ブハーリとムスリムの伝承)


「アッラーよ、私はあなたに有益な知識と良い糧、そ


してあなたによって受け入れられる行為を求めます。


」(朝を迎えた時)イブン マージャの伝承


スブハーナッラーヒ ワ ビハムディヒ「「アッラーよ、あなたに賞賛と讃美あ


れ。「創造物の数だけ、(アッラー)御自身の御満悦を得るまで、


玉座の装飾の重さだけ、そして御言葉が書かれたインクの量だけ


[3]私はアッラーを称賛し、アッラーを讃えます。」x 3 回





預言者(彼に平安あれ)は申され


ました。「ラマダンの後に斎戒を行


うのに一番良い月はムハラムで、


義務の礼拝の後に一番良い礼


拝は夜の礼拝です。」 (ムスリムの伝


承)


夜の礼拝で一番良いラカート数は11ラカートか1


3ラカートです。「預言者(彼に平安あれ)は11ラカ


ートの夜の礼拝をされ、それが彼の日常の礼拝で


した」アル ブハーリの伝承


別の伝聞では、「彼は13ラカートの礼拝をされまし


た」と言及されています。アルブハーリの伝承


夜の礼拝の際、シワックを使用する事とイムラーン


家章の最期の節を読誦する事がスンナです。「イン


ナ フィーカルキ アッサマーワーティ アル アルディ 


ワ アクティラーフィ アル ライリ ワ アンナハリ ラ


ーアヤティン リウリーアル アルバーブ:本当に天と


地の創造,また夜と昼の交替の中には,思慮ある


者への印がある。」(イムラーン家章:190)からこの章の最後まで


 


義務以上の礼拝に慣れるために、夜の礼拝を短い2ラ


カートで始めることはまたスンナです。預言者(彼に平安


あれ)は申されました。「夜の礼拝を始めるなら、


短い2ラカートの礼拝から始めなさい」ムスリムの伝


承。


また夜の礼拝の際、次の預言者の祈りを捧げることもス


ンナです。「アッラーよ、ジブリールとミカイールとイ


スラフィールの主。天地の創造主。見えるもの


と見えないものをご存知の御方。貴方はあな


たの僕の間にある相違点で判断します。その


相違点において、あなたの許可によって正しい


道へ導きたまへ。本当にあなたはあなたが望ん


だ者をその真っ直ぐな道へ導いて下さいます。


」ムスリムの伝承


礼拝を延長することはスンナです。何故なら預言


者(彼に平安あれ)は尋ねられました。「礼拝のう


ち一番良いものは何ですか?」彼は、「長いもの」


と申されました。ムスリムの伝承。ここでの「長いも


の」の意味は長い間立って行う礼拝の事です。


また懲罰についての節を読誦する際に、こう言って全


能のアッラーのご加護を求めることはスンナです。「私は


アッラーの懲罰からのご加護を求めます」そして、あなた


がアッラーのご慈悲に関する節を読誦する際は、こう言


ってアッラーのご慈悲を求めなさい





20 


夜の礼拝を三ラカートのウィトルの礼拝で閉めることはスン


ナです。アル ファーティハ章読誦後:第一番目のラカート


で至高者章の八十七節(サッビヒ アスマ ラッビカ アル 


アラー)第二番目のラカートで不信者達章の百九節(クル


ヤー アイユハー アル カーフィルーナ)そして第三番目のラ


カートで純正章の百十二節(クル フワ アッラーフ アハド


ウン)アブ ダウードとアッティルミズィーによる伝承


ウィトルの礼拝後、(スブハーナ ル マリキ ル クッドウ―


ス:支配者に栄光あれ、もっとも聖なるお方に。)三度繰り


返す。アッダル クトウニーの伝承によると三度目に声を上


げて、(ラッビル マラーイカティ ワルルーヒ:天使と魂(ルー


フ)の主)アル アルナウートの権威により、アブ ダウードと


アン ナサーイの伝承








21 


「おお、アッラー、あなたの御名において私は死に


、また、生きます。」(アル ブハーリの伝承)


両手を合わせ、そこに息をふきかけて次の言葉を言


います:(言え,「かれはアッラー,唯一なる御方であ


られる。」)(言え,「梨明の主にご加護を乞い願う。」


)と(言え,「ご加護を乞い願う,人間の主」)、そして


それを言った後、それから頭・顔・そこから近い部分


から始め、出来る限りの体の部分をその両手で撫で


ます。これを三度繰り返します。(アル ブハーリの伝承)


王座の節(アーヤート アル クルスィー)を読誦しま


す。:「アッラー,かれの外に神はなく,永生に自存さ


れる御方。仮眠も熟睡も,かれをとらえることは出来


ない。天にあり地にある凡てのものは,かれの有であ


る。」(アル ブハーリの伝承)


このアーヤ(クルアーンの章)の読誦の得:これを読誦


するものは、アッラーによって保護され、シャイターン(悪


魔)は彼に近つく事はできません。これは上記のハディ


ース(預言者の言動)によって正当と認証されました。


「私の主であるあなたの御名において、私は体を横


たえました。そしてあなたによって起き上がります。で


すから、もしあなたが私の魂を(その死でもって)引


きとめられるのなら、それにお慈悲をおかけ下さい。


そしてもしそれを解き放って生き続けさせるというの


なら、あなたの敬虔なしもべたちを守るところのもの


でもって、それをお守り下さい。」








22 


「アッラーよ、あなたこそ私の魂を創造され、そしてそれを


死なせるお方です。生かすも殺すもあなた次第です。も


し生かして下さるのであれば、それをお守り下さい。もし


御許へ召されるというのであれば、それをお赦し下さい。


アッラーよ、私はあなたにご加護を求めます。」


「アッラーよ、あなたのしもべが復活させられるその


日、私をあなたの罰からお守り下さい。」(x 3 回)アブ ダ


ウードとアッティルミズィーの伝承。右手を頬の下にして(右側に横たわる)上


記の言葉を言います。


「スブハーナッラー(アッラーに称えあれ)(33回)。ワル


ハムドゥリッラー(アッラーにこそ全ての賞讃あれ)(33


回)。ワッラーフ アクバル(アッラーは偉大なり)(34回)


。アル ブハーリとムスリムの伝承


「私たちに食べさせ、飲ませ、満足させ、住まいを


与えられるアッラーに賞賛あれ。十分に満足するこ


となく、保護され安らぐ場所もない者たちも山ほど


いるというのに。」ムスリムの伝承


「アッラーよ、不可視なる世界と可視なる世界を知る


お方よ、天地の創造主よ、万物の主・支配者よ、私


はあなた以外に真に崇拝すべきものはないことを証言


します。そして自分自身の悪、シャイターンとシルクの


悪から、あなたにご加護を求めます。そして自分自身


を害すること、或いは誰か他のムスリムを害することか


らの庇護をあなたに求めます。」


「アッラーよ、私は我が身をあなたに服従させ、私のこと


をあなたに委ねました。そして私の顔をあなたに向け、


私の背中をあなたの庇護のもとに置きます。あなたを


望み、あなたを畏れて。あなたからの避難所も救済も


あなた以外にはありません。私はあなたが下されたあな


たの啓典と、あなたが遣わされたあなたの預言者を信


じます。」(アル ブハーリとムスリムの伝承)





23 


「アッラーよ、7層の天の主、偉大なる玉座の主よ、


私たちの主、万物の主、実と芽を芽吹かせるお方


、タウラート(トーラー)とインジール(福音)とクルアー


ンを下したお方よ、私はあなたに全ての物の悪から


のご加護を求めます。あなたはそれらのものの前頭


部をお掴みになるお方です[1]。アッラーよ、あなた


は過去の永遠から存在されたお方で、あなたの前


には何も存在しません。あなたは未来の永劫にか


けて存在されるお方で、あなたの後には何も存在


しません。あなたは最も高きにおられるお方で、あな


たの上には何も存在しません。あなたは最も近くに


おられるお方で、あなたより近くには何も存在しませ


ん。私たちの負債を返済させ、貧困を取り除いて


下さい」(ムスリムの伝承)


雄牛章の最後の二節を読誦します。:「使徒は,主か


ら下されたものを信じる,信者たちもまた同じである


」、ハディース:「これを夜中に読誦したものは、それ


で充分です」(アル ブハーリとムスリムの伝承)


清浄であるべきです。何故ならハディースに「就寝前には


、清め(ウドゥー)を行いましょう」とあるからです


右側を横にして寝る(身体の右側に横たわる)アル ブハーリと


ムスリムの伝承


右の頬の下に右手を置くべきです。「横たわった時


に、預言者は彼の右手を右頬の下に置いていました。」


(アブ ダウードの伝承)


ベッドからホコリやゴミなどを掃きます。「誰でもベット


へ向かう者は、ベットを掃くべきです、なぜならそこに何が


残っているかわからないからです」(アル ブハーリとムスリムの伝承






24 


不信者たち章を読誦します。「言ってやるがいい。「


おお不信者たちよ、」、その一つの得とは:「それは


多神教からの保護です」、アブ ダウードとアッティル


ミズィーとアフマドの伝承で、イブン ヒッバンに正当と


認証され、アル ハキームとアッダハビも彼に同意しま


した。また、アル ハフィズにそれは良いと、アル アル


バニに正当と認証されました。


アン ナワウィは言いました。この章に述べられている


すべてのことを優先すべきですが、それが可能でない


なら、その最も重要な(事柄)で、できることから、限


定するかもしれません。


観察すると、私達のほとんどの人が、昼と夜の二度


寝ていることになりますが、そしてこれらのスンナを実


行したとして、または何度かは一日に二度、なぜなら


これらのスンナは夜の間の就寝だけではなく、このハ


ディースは一般的なものなので、むしろ昼の間の就


寝にも含まれるからです。





左足から入り、右足からでる。


トイレに入る時のドゥアー 「おお、アッラー、私は


男と女の悪魔からあなたに助けを求めます」(合意)


トイレから出た時のドゥアー「あなたに許しを求め


ます」アルナサイ以外の全てのスンニが合意


人はトイレに一日数回行きます。この3つ


のステップを適用して得られる報酬を想


像してみて下さい!





27 


慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において(ビス


ミッラーヒッラフマーンニッラヒーム)と言う。


三度手を洗う。


顔を洗う前に鼻と口をすすぐ。


左手で鼻を洗浄します。ブハーリとムスリムの伝承で 


それは預言者(彼に平安あれ)が「三度手を洗い、口


をすすぎ鼻から水を入れて吹いて洗浄した後、顔を三


度洗いました」とあるからです。


断食をしていないのなら、口をゆすいでから大げさな


ほどに鼻から水を嗅ぐように吸い込んで洗浄する


同じ一握りの水で口と鼻を洗浄する。「預言者


様は(水の容器)に手を入れて、口と鼻をすすぎました」


(ブハーリとムスリム)というハディースのためです。


口をすすぐ前に、スティック(シワック)を使う。預言


者(彼に平安あれ)は「私のウンマのために重荷で


なければ、私は彼らの全ての礼拝の前にシワック(


歯を掃除するスティック)を使用するように命じてい


ただろう。








28 


08 顔を洗う際に髭に濡れた指をくぐらせる。それは、預言者(彼


に平安と加護あれ)が清めを行う間、彼の濡れた指を髭にく


ぐらせていたという アル ティルミズィ伝承のハディースで言及


されている。


頭を拭く。これは次のように実行されます:濡れた手で頭の


正面から上を通って後部まで 吹きます。


指やつま先の間に濡れた指をくぐらせる。預言者(彼に平安


と加護あれ)は、「完全にあなたの清めを行い、指で指の間(


つま先)にも水をくぐらせましょう」と仰せられました。


左の前に右の手足を洗う。ブハーリとムスリムは「預言者(彼


に平安と加護あれ)は靴を履く時、髪を梳かす時、体を洗う


時など全ての行動を右側からはじめた」とハデイースで伝承しています。


顔、手足を洗う際、3回洗う。


清めの後、2つの部分からなる信仰告白(シャハーダ)をする


。ようするに「アッラー(神)の他に神はなし。ムハンマドはアッラ


ーフの使徒である」と唱える。預言者(彼に平安と加護あれ)


は「もしあなた方の誰かが完全に清めを行い、「アッラー(神)


の他に神はなし。ムハンマドはアッラーの使徒である」と唱えた


ら、天国の8つのドアが彼のために開かれ、どのドアからでも


望んで入ることができます。」(ムスリム)と語られています。


自宅で清めを行う。預言者(彼に平安と加護あれ)は「誰で


も自宅で浄化し、義務の礼拝を行う為にモスクへ歩いて行く


者は、彼の足跡はカウントされ罪の償いとされ、彼の順位(ラ


ンク)は上げられるでしょう」(ムスリム)と伝えられています。





16


洗浄の最中や後で四肢の上を拭う。


少量の水を使用します。預言者(彼に平安と加護あれ)は


清めに少量の水を使用しました」(ブハーリとムスリムの伝承)


四肢(手を足)の範囲を洗う。アブフライラ(アッラーが彼に喜ん


でくださいますように)が清めを行ったとき、腕の肘まで洗い、足


はつま先から足首まで洗い言いました;こうやってアッラーの使途


(彼に平安と加護あれ)は清めを行いました。」(ムスリム)


清めの後に2ラカアット(2単位)の礼拝を行います。アッラー


の使途(彼に平安と加護あれ)は「私のするように清めを行い


、(礼拝へ)立ち上がり思考を紛らわされる事なく、2ラカアッ


トの礼拝を行うものは、過去の全ての罪が償われるであろう」


と仰せられました。(ブハーリとムスリムの伝承)


清めを完全にする。各部分を完全に洗浄する。時代の変化


と共に、ムスリム(イスラム教徒)は日中に清めを行う時間が


異なりますが、誰もが清めの際にはこういったスンナを覚えてお


く必要があります。





預言者(彼に平安あれ)は「もし私のウンマ(ムスリム共同体)に


負担でないならば、私は彼らに礼拝の度にシワックを使うよう命


じたと思う」とアル ブハーリとムスリムは伝えています。


昼と夜の一日の間のシワックの使用回数は最低20回です。


ムスリムはこんな時にシワックを使用しま


す:


―5回の義務の礼拝時、普段のスンナの礼拝時、ドゥーハ(朝


の)礼拝時、ウィトルの礼拝時(夜の最後の奇数単位の礼拝)


― 家に入る時、まず最初に預言者(彼に平安あれ)はシワック


をお使いになりましたというアーイシャ(アッラーが彼女に喜んでく


ださいますように)の伝承がサヒ―フ ムスリムは伝えています。だ


から毎回家へ入る時はスンナの慣行の為、シワックを使用しまし


ょう。


―アル クルアーンを読誦する際。口臭を消す。


―起床時


―清め(ウドゥー)時、預言者(彼に平安あれ)は「シワックは口


の中を清潔にし、全能のアッラーの喜びとなる」とアフマドの伝承


で仰せられました。








31 


預言者―彼に平安あれーは「靴を履く際は、右か


ら始めなさい。脱ぐ場合は、左から始めなさい。ま


たは両方を同時に履くか、同時に脱ぐかしなさい」


とムスリムの伝承で仰せられました。


彼のスンナは、昼から夜の間まで何度も繰り返され


、ムスリムは家から出る時やモスク、仕事、家、バス


ルームなどから出入りと帰宅時に靴を履いたり、脱


いだりします。したがって、あなたが靴を履く時や脱


ぐ時は預言者(彼に平安あれ)に従うという意思を


持つと、善行をたくさん得る事ができるでしょう。





32 


服の着用と脱衣は一日に何度か行う事で、例え


ば夜は就寝時や浴場時に行います。


服の着用と脱衣の場合:


服の着用と脱衣時は、ビスミッラー(アッラーの御名


において)と言いましょう。


アン ナワウィは「ビスミッラー」と言うのは全ての行動の際に推


奨されていますと言いました。


預言者―彼に平安あれーは服、シャツ、ドレスやターバンを


着用する場合 「アッラーよ。私はその(衣の)良さとそれが作ら


れた理由の良さを求め、その(衣の)悪とそれが作られた理由


の悪から保護を求めます」というアブ ダウードとアッティルミズィ


とアフマドの伝承で伝えられ イブヌ ヘッバンとアル ハキーム


によって認証されました。そして彼はそれがムスリムの条件を


満たしている事を述べ、これはアッタハビによってサポートされ


ました。


服の着用の際は右側から始める。預言者(彼に平安あれ)


は「もし服を着用するなら、右側から始めなさい。」とアッティル


ミズィとアブダウードとイブヌマジャによって伝承され本物と認証


されました。








33 


アンナワウィーは、「アッラーの御名において、またはアッラーの


御名を頻繁に繰り返し言うことが好ましい」と言いました。


アッラーの御名を言及する事に関して、イマーム ムスリムの


伝承によると、預言者(彼に平安あれ)は「帰宅時と食事を


する際にアッラーの御名を唱えた者に対して、シャイターン(


悪魔)は彼の友にここには貴方への食べ物も寝床もありませ


んと言うでしょう」


帰宅時のドゥアー:預言者ムハンマド(彼に平安あれ)は言


いました。「おお、アッラーあなたに善の入り口と善の出口を


尋ねます。アッラーの御名において,私たちは入りました、アッ


ラーの御名において私たちは出ました。そして我らが主にすべ


てをお任せしました。」と言い、家族に挨拶しなさい。」(アブ


ダウードの伝承) このようにして人は外出時と帰宅にアッラ


ーに全てを委ね、アッラーに常に繋がっていると認識するので


す。


挨拶:アッラーは「それで家に入る時は,アッラーから祝福され


た良い挨拶の言葉で,人びとに挨拶しなさい。このようにアッ


ラーは,あなたがたのために印を解き明かされる。」(御光章


61節)と仰せられました。モスクへ礼拝に出かけるムスリムは


一日に20のスンナを行っていることになります。





34 


外出時は、ムスリムはこのドウアーを唱えましょう。「アッラーの


御名において、アッラーにお任せします、アッラーによるほか完


璧に物事を行う力はありません」そうすると、人は保護され、


確保され、シャイターンは彼から逃れていくでしょう。」アッティ


ルミズィーとアブダウードの伝承。


ムスリムは一日に何度も外出と帰宅を繰り返します。礼拝や


仕事の為などに外出と帰宅時にこれらのスンナを実践する


事で、預言者ムハンマドのスンナを適用したとして、アッラーか


らの偉大な報酬を収得するでしょう。


これらのスンナを適用する結果:


ムスリムはどんな悪の接触からも保護されます。


ムスリムはどんな悪の攻撃からも保護されます。


ムスリムは神や世俗のいずれからも導かれ守られます。


01


0023


35 


礼拝の為に早く向かう:預言者(彼に平安あれ)は仰せられ


ました。「アザーンと(礼拝において)最前列(に立つことに潜


む偉大な報奨と徳)を人が知り、そして(それゆえにその役割


や場所が満杯になってしまい)くじ引きするしかなくなったとし


たら、彼らはそうしたであろう。そして人々が早い時間にモスク


に到着する事の恵みを知っていれば、彼らは競うでしょう。人


々がアル ファジャ-ル(夜明け)とアル イシャー(夜)の祈り


の多くの善行を知っていれば、這ってでもモスクへ向かうでしょ


う。(正確な伝承として合意)


モスクに行くときのドゥアー:「おお、アッラー、私の心に光を、


私の舌に光を、私の視覚に光を、私の聴覚に光を、私の右


に光を、私の左に光を、私の上から光を、私の下から光を、


私の前から光を、私の後ろから光を、私のために私の自我に


光を、そして私のために光を強くしてください」(イマームムスリ


ムの伝承)


厳粛に歩く:預言者(彼に平安あれ)は言いました。「礼拝の


呼びかけを聴いたら、厳粛に静かに礼拝に向かいなさい。」(


アル ブハーリとイマーム ムスリムの伝承)





36 


モスクまで歩いていく:学者はモスクへ向かう一歩一歩か


らメリットを得る為、モスクまでの道のりを短縮しない事が


スンナであると保証しました。預言者(彼に平安あれ)は


仰せられました。「あなたは、あなたの罪を消し、あなたの


信仰を高めることができる行いを知っていますか?」彼ら


は「いいえ」と答えました。そして彼はその後「モスクに歩い


て行くこと」に加えて、いくつかの点に言及しました。(イマ


ーム ムスリムの伝承)


モスクに入るときのドゥアー:あなたはモスクに入る際は、


預言者(彼に平安あれ)に挨拶をし、こう言いなさい。「お


、アッラー。あなたの慈悲の扉を私に開いてください」(アン


 ナサーイ、イブン マジャ、イブン コザイマとイブン ヒッバ


ンの伝承)


モスクへ左足から入る:アナス イブン マリック(アッラーが


彼に悦んで下さいますように)は言いました。「モスクに右


足から入り、左足から出るのがスンナです」(アルハキーム


とアッタハビはこれがイマームムスリムの伝承であると合意


しました)


第一列目に向かう:「人々がもし「アルアザーン」(礼拝の


呼びかけ)と最初の列で礼拝する事の利益を知っていた


なら、くじ引きするしかなくなったとしたら、彼らはそうしたで


あろう。」





37 


モスクから出る時のドゥアー:出る際に「おお、アッラー。私


にあなたの恩恵を与えてください」と言いなさい。(イマーム


ムスリムの伝承でアン ナサーイは預言者(彼に平安あれ)


への挨拶が好まれると言いました)


左足から出る:アナス イブン マリック(彼にアッラーが悦ん


で下さいますように)の上記の伝承より。


モスクへ入った際の礼拝:「モスクへ入った際は2ラカートの


礼拝を行うまで座ってはいけません。」


イマーム アッシャフィー は言いました。;モスクに入った際の礼


拝は定期の礼拝時刻でなくても好まれます。


アル ハフィーズは言いました。:全ての学者はモスクへ入った


際の礼拝は本当のスンナだと合意しています。


日五回の礼拝をマスジッドで行うムスリムのここに挙げられてい


る全てのスンナの合計は、50のスンナになります。





(礼拝の呼びかけ時に推奨されている行い)


ここでは礼拝への呼びかけにおいて、イブン アル コイームの


ザッド アル マアアドを参考に預言者様(彼に平安あれ)が


推奨した5つの行いに対して御紹介します。


聞き手はムアッジンの後(礼拝の呼びかけをする人)ムアッジ


ンの言う言葉を繰り返して言います。(ハイヤー アラ アッサ


ラー:礼拝に来たれ)と(ハイヤー アラ ファラー:成功の為に


来たれ)、アザーンに耳を傾けるムスリムは(ラーハウラ ワラ 


クワッタ イッラ ビッラー:アッラーをおいては力も権能もなし)


と復誦します。(アル ブハーリとムスリムの伝承)


このスンナの利点;サヒームスリムによるとあなたは天国において


報われるでしょう。


聞き手は「アシュハドウ アッラー イラーハ イッラッラー、ワ 


アンナ ムハンマダン ラス―ルッラー:ラディート ビッラーヒ ラ


ッバン、ワ ビル イスラーミ ディ―ナン、ワ ビー ムハンマダ


ン ラスールッラー:アッラー以外に崇拝に値する神はなく、ム


ハンマドはアッラーの使徒である」と言う。(ムスリムの伝承)



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